杢琴舘聞集第4号
杢琴舘聞集第4号
A5版80頁
1991年11月30日発行

 この第4号では、いくつかの注目すべき点がありました。
 一つは、パソコン通信nifty-serveで知り合った人達に原稿を依頼し、通信上で原稿をいただくことができたこと。もう一つはそれまでよりは完成度の高い製本ができたことでした。

収録作品について

 収録作品は、エッセイ1作品と小説4作品。その中には、第1号・第2号で収録された「オルゴールの町」の続編、「オルゴールの町へ」もありました。

製本の苦労話

 製本方法は、第3号と同じ背糊によるもの。ただし、厚表紙付き。第1号などとは異なり、本の背の部分から厚紙を取り除くことで、きちんと開く製本を完成させました。
 表紙は生地ではなく、薄い色紙を使い、厚紙に糊で貼り付けています。表紙を取り付ける前に、上下側面の3面を面落としもしています。といっても印刷屋さんのように裁断機があるわけではありませんので、この面落としは金属製の定規とカッターだけで行っています。定規をしっかりと押さえ、カッターはあまり力を込めず何度も繰り返してカットします。結構疲れる作業で、10冊分もしますと、手がヨレヨレになったりします。
 最初の頁にはトレーシングペーパーを挟んだりもしています。
 中の紙もアイボリー色のコピー紙を使うことで、普通の文庫本の紙に近い感じを出しました。