nifty-serveのFCBフォーラムで1990年10月より約8ヶ月間に渡って不定期連載された、未来のパソコン通信の世界を描いた作品をまとめたものです。
生まれて初めて参加した夏のコミケで出品しました。

人工知能(AI)を主人公としたSFです。第1話は冗談半分でしたが、第2話以降はわりあいハードなSF作品となりました。特に後半は、話が込み入ってきて、SFをあまり読んでいない人には取っつきにくい作品となってしまいました。
全10話完結で、他に番外編が2話ありました。
苦労は……してません。「パーソナル編集長」というDTPソフトを使って編集したのですが、このソフトには中綴じ印刷の機能がありますので、これを利用しました。
ただ、中綴じはあまり厚い本は作りにくいため、3冊に分けるという掟破りをしています。唯一の横書きの本でもあります。
ちなみに、杢琴舘聞集の編集はすべてツァイトの「JG」を使っていました。WINDOWS版を楽しみにしていたのに、先日会社が倒産したとか……
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